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小学校の英語教育への取り組みを調査
 
文部科学省では、平成15年3月に発表しました「『英語が使える日本人』育成のための行動計画」(国民に求められる英語コミュニケーション能力「中学卒業で英検3級程度」「高校卒業で2級から準2級」「大学卒業ならば仕事で英語が使える」)で指針を示した『小学校英語活動』について、平成17年度の実績や状況について、各都道府県の公立小学校を対象に調査を平成18年2月に実施しました。
今回はその調査結果について報告いたします。



※文部科学省ホームページより抜粋

調査対象学校数
         22,232校
「英語活動」を実施した学校数

         20,803校(93.6%)
    ※前回調査16年度は92.1%で1.5%増


実施学校数
(全学校数に対する割合)
実施校における教育課程上の位置づけ
総合的な学習の時間
(全学校数に対する割合)
特別活動
その他
第1学年
16,688校(75.1%)
10,979校
6,391校
第2学年
16,909校(76.1%)
11,139校
6,597校
第3学年
19,245校(83.9%)
17,779校(80,0%)
1,516校
1,515校
第4学年
19,418校(87.3%)
17,917校(80.6%)
1,805校
1,506校
第5学年
19,680校(88.5%)
18,174校(81.7%)
1,776校
1,478校
第6学年
20,069校(90.3%)
18,585校(83.6%)
1,689校
1,498校
*「特別活動」とは、クラブ活動や学校行事などを指しています。
*「その他」は、休み時間、放課後などの教育課程外の時間を指しています。

総合的な学習の時間
特別活動
その他
第1学年
4.2時間
3.8時間
8.0時間
第2学年
4.3時間
3.8時間
8.1時間
第3学年
10.9時間
0.3時間
1.2時間
12.4時間
第4学年
11.1時間
0.5時間
1.2時間
12.7時間
第5学年
11.4時間
0.5時間
1.3時間
13.2時間
第6学年
11.9時間
0.5時間
1.3時間
13.7時間
総合的な学習の時間・・・第3学年以上に設けられた時間で、地域や学校、子どもの実態などに応じて、横断的・ 総合的な学習や子どもの興味・関心に基づく学習など創意工夫を活かした教育活動が行われています。
週3単位時間(年間105単位時間)

1〜3時間
4〜11時間
12〜22時間
23〜35時間
36〜70時間
71時間以上
第1学年
5,129校
8,361校
2,379校
   618校
134校
    4校
第2学年
5,107校
8,539校
2,426校
   693校
136校
    8校
第3学年
3,275校
8,475校
4,756校
  2,253校
467校
   19校
第4学年
3,130校
8,429校
4,950校
  2,390校
498校
   21校
第5学年
2,992校
8,350校
5,113校
  2,600校
600校
   25校
第6学年
2,803校
8,429校
5,311校
  2,824校
661校
   41校

学級担任
英語指導
担当教員
 中学・高校
 英語教員
 特別
 非常勤講師
 その他
 (校長・教頭等)
第1学年
126,894時間
(94.8%)
2,560時間
(1.9%)
438時間
(0.3%)
2,464時間
(1.8%)

1,520時間
(1.1%)

133,876時間
 (100%)  
第2学年
130,310時間
(94.7%)
2,702時間
(2.0%)
404時間
(0.3%)
2,570時間
(1.9%)
1,577時間
(1.1%)

137,563時間
(100%)

第3学年
225,275時間
(94.4%)
5,020時間
(2.1%)
907時間
(0.4%)
4,532時間
(1.9%)
2,787時間
(1.2%)
238,521時間
(100%)
第4学年
231,540時間
(93.6%)
5,916時間
(2.4%)
1,056時間
(0.4%)
5,012時間
(2.0%)
3,753時間
(1.5%)
247,277時間
(100%)
第5学年
242,244時間
(93.2%)
6,627時間
(2.5%)
2,011時間
(0.8%)
5,355時間
(2.1%)
3,775時間
(1.5%)
260,012時間
(100%)
第6学年
253,929時間
(92.6%)
6,581時間
(2.4%)
3,554時間
(1.3%)
6,179時間
(2.3%)

3,940時間
(1.4%)

274,183時間
(100%)



歌やゲーム
など
英語に
親しむ活動
文化紹介・
交流活動等
を通して英語
や異文化に
触れる
簡単な英会
話の練習
(挨拶・自己
紹介)
英語の
発音の練習
文字に
触れる活動
その他
(左記に属
さない活動)
第1学年
16,497校
(8.9%)
5,836校
(35.0%)
13,866校
(83.1%)
9,878校
(59.2%)
3,038校
(18.2%)
406校
(2.4%)
第2学年
16,697校
(98.7%)
6,024校
(35.6%)
14,233校
(84.2%)
10,160校
(60.1%)
3,202校
(18.9%)
410校
(2.4%)
第3学年
18,909校
(98.3%)
7,580校
(39.4%)
17,714校
(92.0%)
13,060校
(67.9%)
5,553校
(28.9%)
562校
(2.9%)
第4学年
19,013校
(97.9%)
7,985校
(41.1%)
18,174校
(93.6%)
13,447校
(69.3%)
6,384校
(32.9%)
553校
(92.6%)
第5学年
18,934校
(96.2%)
8,459校
(43.0%)
18,603校
(94.5%)
14,200校
(72.2%)
7,781校
(39.5%)
692校
(3.5%)
第6学年
19,480校
(97.1%)
9,047校
(45.1%)
19,032校
(94.8%)
14,659校
(73.0%)
8,627校
(43.0%)
712校
(3.5%)
のグラフの通り、公立小学校でも平成17年度は93.6%(16年度は92.1%で1.5%増)が英語活動を実施しています。私立ではもっと進んでいますから、想像以上に全国に小学英語活動が普及しているのがわかります。その一方での表では、年間授業時間数は「4〜11時間の学校が最も多く」、「11時間以下でほぼ2/3を占めている」のがわかります。の表に見られるように、ほとんどの学校で「学級担任」がALT等活用したり工夫をこらして英語活動に取り組んでいる様子が想像できます。
さらにの表では、本来の目標は「英語に親しませる」ことでありながら、かんたんな英会話や発音の練習、文字へと、小5・6と学年があがるごとにレベルも上がり、じょじょに「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を意識した本格的な英語学習の方向に進んでいくように見られる点も興味深いです。


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