有名予備校に所属する数学講師【まとめ】

有名予備校に在籍する有名講師【数学編】

数学は重要度の高い科目の1つだ。医学部は理系なのでほとんどの人は問題ないだろう。

だが、少しでも苦手意識があるなら克服したほうが良い。大手予備校の有名講師の授業を受ければ、そんな苦手意識も薄くなるだろう。以下では、有名な数学の講師を4名紹介する。

志田晶

志田晶先生は東進予備校に在籍する講師だ。名古屋大学の理学部を卒業し、1995年から2007年までは河合塾で教鞭を執っていた。当時から授業スタイルや教え方に定評があり、現在でも多くの生徒から支持を集めている。ほとんどの生徒から授業が理解しやすいともっぱら評判だ。東進予備校では、主に私立や難関校の二次試験の授業を担当している。

また、師は様々な参考書も執筆しているが、こちらも評判は良い。内容が濃く使いやすい、とても役立ったという声もあるほどだ。ちなみに河合塾時代は全国模試の作成にも携わっていたらしい。もし機会があれば、全国模試の過去問を漁ってみるのも良いだろう。

師はテレビ番組にも出演するなど、メディアでの注目度も集まっている。今後のさらなる活躍にも期待したい。

石川博也

次に紹介するのが石川博也先生である。師は駿台予備校に在籍しており、いくつかの校舎を回りながら授業を行っている。このため、師の授業を受けられる機会は多いだろう。”信者”とも呼ばれる熱狂的なファンも多く、特に女子生徒からの人気は高いようだ。その理由は独特のルックスにあるといっても良いだろう。師は見かけが個性的だが、非常にハンサムである。一般的な予備校講師よりもイケメン、といって良いかもしれない。そんな特徴があるためか、女子生徒のファンが多いといえる。

もちろん指導方法についての評価も高い。ともかく教え方が非常に熱心で、分からないところがあれば丁寧に教えてくれる。特に真剣な生徒に対しては熱がこもり、とことんフォローしてくれるほどだ。師の見た目は個性的だが、授業内容はまさに本物なのである。

逆に不真面目な生徒や授業態度が悪い生徒に対しては非常に厳しい。怒ることも珍しくないし、退室を促すようなこともあるそうだ。しかし、師は真剣だからこそ、不真面目な生徒に怒るのだ。もし師の授業を取るなら、真面目に聞いたほうが良い。むしろ真面目に聞く気が無いなら参加すべきではないだろう。それだけ内容が役に立つのだ。

なお、授業レベル自体はやや高めである。一般の制度には少し難しいかもしれないが、医学部志望の生徒にとってはちょうど良いレベルだ。普段から勉強している人なら、置いて行かれることは無いだろう。ただし、授業ペースは少し速いので、聞き漏らさないよう注意してほしい。気付いたら終わっていて、残り数十分は自習、といったパターンもあるほどだ。

長岡恭史

http://www.tohsemi.com/lp/toshin-summer2018/

長岡恭史先生は元駿台予備校講師で、現在は東進ハイスクールを中心に教鞭を執っている。共著ではあるが、「大学への数学」シリーズ(学生には黒本と呼ばれている)が非常に有名で、東大受験生必携バイブルとして愛読されている。

師の授業は生徒からの評判も常に良く、授業内容・質ともにトップレベルといえよう。特にレベルは高く、難関大学の合格者を多数輩出しているほどである。授業スタイルはベーシックで、本質を突いた授業を淡々と進めていく。しかし、指導が非常に丁寧なため、着実に学力が高まるのだ。授業ペースはかなり速いが、内容は要点を押さえている。このため、基礎ができていればすんなり理解できるだろう。

雲幸一郎

最後に紹介するのが雲幸一郎先生だ。師は1989年から駿台予備校で講師を務めており、まさにベテラン中のベテランといえる。出来上がった等式や理論ではなく、自然な発想を重視しており、授業ではその力を養う方法やコツをレクチャーしてくれる。師の授業スタイルは他の講師と一線を画するだろう。数学そのものへのアプローチが全く異なるからだ。初めて授業を受けると戸惑うが、そのうち数学の面白さに気づかせてくれるだろう。

師が執筆した参考書は多いが、いずれもレベルが高いとされる。文系の人や数学が苦手な人にの評価は良くないが、逆に医学部を目指す人には程良い難易度だろう。通販でも買えるので、一冊購入してみてはいかがだろうか。

ちなみに師は毒舌でも知られている。特に浪人生に対して厳しいことで有名だが、師なりの愛情表現なのだ。少々癖が強いが、決して差別や偏見ではないので、勘違いしないようにしてほしい。

それから、他の科目の有名予備校に所属する国語講師についても確認しておくといいだろう。